メンバーズお知らせ

新年の御挨拶

By 2023年1月1日 No Comments

令和五年元旦
いわむらカントリークラブ
理事長
岩村観光開発株式会社
代表取締役 加藤 浩次

新年明けましておめでとうございます。会員の皆様には佳き新年をお迎えのことと心よりお慶び申し上げます。また、旧年中は皆様に格別のご高配とご愛顧を賜りましたことを心より厚く御礼申し上げます。

さて、令和4年は国内外で大きな出来事が起こりました。国内では安部晋三元首相が街頭演説中に銃撃されて亡くなられたことではないでしょうか。その結果自民党と旧統一教会の数十年の癒着関係が大きく報道され、4人の閣僚が更迭されました。岸田内閣は支持率急落からの浮揚のために旧統一教会の被害者救済法案を急遽可決しましたが、少しでも政治が良い方向に転換することを期待しています。

コロナにつきましても、令和4年1月~3月の第6波で85万人が感染、続く7月~9月の第7波では爆発的に感染者が増加し約150万人が感染、その後暫く落ち着いたものの旅行支援等により人出が急増し12月以降の第8波の被害拡大と長期化が危惧されております。

国外においては2月にロシアがウクライナに侵攻し大きな問題となりました。ロシアは短期間で事態を収束させる思惑だったようですが、ウクライナの猛反撃により長期化の様相となっております。この戦争の影響により世界中で物不足と物価の高騰が始まりました。その中で日本の長期景気低迷と金利政策の歪みから一時1ドル150円という円の急落にみまわれ、その結果大幅に物価が上昇し日本経済に大打撃を与えました。年末には日銀の長期金利上昇の金利政策の見直しの発表により1ドル130円代前半に戻しておりますが、今後日本は本格的なスタグフレーションに陥る可能性も高くなってまいりました。

このような厳しい経済環境の中、弊社におきましては従前どおり館内及び全カートの消毒、レストランではアクリルボード設置して十分な座席間隔を取り、御嶽山、恵那山、阿木川湖の絶景を楽しめるハウス北側のテラスやコンペルームを利用し安心してお食事をできるように徹底したコロナ対策をとっております。そのおかげもあって、昨年は第6、7、8波と3回のコロナ禍に見舞われたものの辛うじて前年対比を上回る業績を得ることが出来ました。本年もコロナ対策を徹底し、メンバーの皆様に安心してプレーを楽しんでいただけるよう全力で務めてまいります。

昨年より取り組んでおりますSDGsにつきましては、DM廃止の活動等についてホームページに詳細を掲載するようにいたしました。本年はビニール袋やレジ袋の廃止等を行う予定でございます。

コース改造につきましては、12番ホールを530Yのロングホールとして7月に使用を開始、このため従前の14番ロングをパー4のミドルに変更し長く難度の高いホールといたしました。

また、17番ホールのバック及びフルバックティーが使いにくいとの指摘がございましたので、ただちに近くに新しいティーを造成致しております。さらに以前からお約束しておりましたように、フルバックティー 6,839Y、レギュラーティー 6,055Yと大幅に距離を延長いたしました。昨年9月に中部ゴルフ連盟に依頼をして、コースレートの正式な査定を行った結果、黒ティー 72.9 青ティー 71.0 白ティー 68.7 のコースレートが決定いたしました。

コースメンテナンスにつきましては、昨年4月と秋に2名の高校新卒の男子社員が入社し、キーパーの指導の下より良いコースコンディションにするべく日々努力しております。さらに来春からも2名の高校新卒の女子社員が入社する予定です。4人の高卒社員による若返りにより従業員の志気の向上を図り、本年も常にベストコースコンディションと充実した接客を維持すべく日々精進いたしてまいります。昨年秋には恒例となったライグラスのオーバーシードを行い冬季並びに早春の鮮やかな緑の芝生でのプレーを楽しんでいただけるようにいたしております。尚、今冬も昨年に引き続き夏の猛暑対策として各ティーグラウンドとコースに日除け、景観向上の植林を続けるとともに、「景色が美しいゴルフ場」としての評価に恥じぬよう倒木や切り株の処理・OBラインの整備・バンカーの縁切り等コースの美化に努めると共に3番ホールのカート路の付け替え、17番ホールのバックティー仕上げを行います。

営業に関しましては、先に述べさせていただきましたように、2度のコロナ禍及び急激な円安による物価の高騰にみまわれましたが、プレー料金やレストラン料金を変えることなく昨年対比で入場者微増、売上高約5%増加という業績を上げることが出来ました。本年も物価の高騰が見込まれますが、ハウス設備の充実、レストランメニューの開発、コースの美化に精進し、会員の皆様やゲストの皆様に「来場するたびに何かが変わったね」と評価をいただけるよう努力いたします。

尚、昨年ハンディキャップ査定方法が変更され、世界共通のワールドハンディキャップシステムが採用されましたが、当クラブも即時システムを取り入れハンディキャップの査定に使用いたしております。WHCシステムでは、新しいスコアカードが入力されると翌日には新INDEXに変更されますので、プレーヤーの今現在の状態が反映されるようになりました。

 

対外競技につきましては、一昨年までは振るわなかった岐阜県クラブ対抗競技(富士C可児C可児ゴルフ場)において、参加57チームの中堂々第2位の好成績を収め、9月に岐阜関カントリー倶楽部で開催された中部インタークラブ岐阜県予選においては選手全員の活躍により第3位となり、昨年に引き続き10月に本戦出場を果たしました。本戦は10月に愛知カンツリー倶楽部(愛知県)にて開催され、各県代表の19チーム中第4位と初めてトップ10に入る大躍進の好成績を収めました。残念ながらベスト3には届きませんでしたが、本年の楽しみといたします。又、11月に開催された岐阜県女子クラブ対抗競技(法仙坊GC)におきましても参加33チーム中第4位の好成績を収めました。中部にいわむらCCありと思わせた選手皆様の大活躍に対してこのご挨拶の中で御礼を申し上げます。本年も岐阜県倶楽部対抗と中部インタークラブ競技並びに岐阜県女子クラブ対抗競技に参加する予定でおりますが、昨年以上の成績を目標として3競技のいづれかでの優勝を目指してまいります。

約40人の正会員で組織される「Teamいわむらジュニア」の育成も順調に推移しており、数々の公式競技において素晴らしい活躍が見られました。本年もゴルフ業界全体との連携を更に強め、より一層ジュニア育成強化に励み、地域のゴルフ場としての社会的責任を果たしてまいります。

本年は4月に2名の新卒女性社員が入社する予定でございます。「日々進化し、来場するたびに変化してわくわくするコース創り、楽しく快適な倶楽部ライフ、中部地区で最も競技に強い倶楽部」をポリシーとして、フレッシュな2名の女性社員が加わる従業員一同心を一つにして頑張って参る所存でございます。会員の皆様には本年も相変わりませずご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。