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新年のご挨拶 

By 2024年1月1日 No Comments

 

新年の御挨拶
令和六年元旦
いわむらカントリークラブ
理事長
岩村観光開発株式会社
代表取締役 加藤 浩次

新年明けましておめでとうございます。会員の皆様には佳き新年をお迎えのことと心よりお慶び申し上げます。また、旧年中は皆様に格別のご高配とご愛顧を賜りましたことを心より厚く御礼申し上げます。
さて、令和5年において明るい話題といえば3月に開催されたWBCでの侍ジャパンの14年ぶり優勝があげられます。今話題沸騰中の大谷選手をはじめとして若い選手の活躍により決勝戦で米国にせり勝ち見事世界一に輝きました。大谷選手は大リーグにおける活躍も素晴らしいものがございました。シーズン終盤で右肘の故障があったものの、投手として10勝、打者としてホームラン王を獲得し、アリーグ球団担当記者の投票により満票を得てリーグ史上初の2度目のMVPを獲得されました。シーズン終了後は大リーグ史上最高の契約金額でドジャースに入団が報じられたことは記憶に残るところです。本年は肘の故障もあり打者としてのみの出場となりそうですが、投手として一日も早く回復されることを祈っております。尚、国内プロ野球では阪神タイガースが38年ぶりに日本一に輝き関西の活気を取り戻したことはテレビのニュースでも大きく取り上げられておりました。

5月には長期間苦しめられてきた新型コロナがインフルエンザと同等の「5類」に引き下げられたことにより、いつのまにかマスコミに取り上げられることも少なくなり逆にインフルエンザの流行が大きく報道されることになっております。海外においてもコロナの報道はほとんど見受けられなくなり、今後はよほどのことが無い限り騒動は起きないものと考えてはおりますが、感染力の強さは相変わらずのため今までと同様の感染対策と消毒を徹底してまいります。令和4年からの円安状況につきましては1ドル140円台が続き光熱費や食材、コース維持にかかる肥料薬剤他機械の修繕部品等すべてのものが値上がりの状態にあり経営に大きな負担がかかってきております。本年につきましては米国の動向によりますが、はっきりとした目途がたたない状況でございますので厳しい状況が続くものと考えております。

海外におきましては戦争紛争、火山の噴火や地震等10月にイスラエルとガザ地域においてパレスチナの武装組織ハマスとイスラエルの戦闘が勃発し、現在も先行きが不透明な中で双方の一般市民が2万人以上も戦闘に巻き込まれ亡くなっている状態をマスコミが連日報道しております。1年以上も続いているウクライナとロシアの戦争においてもしかり、この二つの紛争が一日も早く平和的に解決され一般市民に犠牲が出なくなることを祈念いたします。

昨年度の当クラブの営業内容としては春先のコロナによる旅行制限等で入場者数、売上高等対前年比相当減と厳しい状況でしたが5月からコロナの5類移行によりかなりの回復をみせ対前年比微減で押えることが出来ました。しかしながら円安による物価の上昇には勝てず営業経費が大きくふくらみ厳しい結果となりました。このような厳しい状況ではございますが、クラブハウスも築40年近くになり、ハウス内水道電気設備や外装等々痛みが目立つようになりました。昨年末はハウス内雨漏りの修繕に大掛かりな足場を組みハウスの屋根塗装・外壁洗浄・雨どい破損による雨漏り修繕等大がかりな工事を行いかなりの費用をかけております。本年度もハウス内の電気設備や水道衛生設備の改修を予定いたしておりますがどの程度金額がかかるか特定できず1件ごとに対処するしかないと考えております。

コースメンテナンスにつきましては、総ヤード数6800Y越を達成致しました。今後はコース美化に力を入れることを一番に、手始めとして4番・14番ホールのクロスバンカー埋戻し、10番グリーン横整備、17番ホールの新バックティー増設を完了し。以後新しいティー周りの整備他、バンカーの縁切りを行いコースをきれいに見せるメンテナンスに力を注いでまいります。昨年秋にはライグラスのオーバーシードも完了し今春早期に緑のフェアウェイが見られることを楽しみにいたしております。現在コース管理人員数は少なく大変厳しい状況ではございますが皆責任感を持って仕事に取り組んでおり、年間を通してグリーン・フェアウェイの更新作業を元気にこなしております。尚、どうしても間に合わない作業につきましてはマスター室等他の部署からの応援等で乗り切ってまいります。

ところで、昨年の気候の特徴でございますが、毎年夏場に発生する雷について昨年7月~9月の間例年の倍近い日数で雷雲が発生しその落雷によりコース内トイレやそのほかコース管理用ポンプなど多数の配電盤並びにモーターが損傷しコース内トイレやその他コース管理用ポンプなど多数が被害を受け、その修理にかなりの金額がかかりました。今年は雷の被害が少なくなるよう願っております。

レストランにつきましては、いつも好評をいただいていることに感謝しつつ、お客様が喜ばれるメニューを開発する努力を続けてまいります。

クラブ競技におきましては、もう少し参加者が増えるよう活性化対策を図りマンネリ化を防いでいくことに努力いたします。

対外競技では明智GCで行われた岐阜県クラブ対抗競技で16

位、日本ラインGCで行われた中部インタークラブ岐阜予選において、トップチームと4打差378ストロークの2位で昨年に続き上位で予選通過、三重県の桑名CCで開催された本戦においては393ストロークで6位となり、昨年の4位には及びませんでしたが2年連続ベストテン入りを果たしました。又、瑞陵GCで行われた岐阜県女子クラブ対抗競技に昨年に引き続き参加し、11位の成績でした。本年も昨年以上の成績を目指して参加する予定でございます。

高校生から幼稚園と年齢差のある約40人の正会員で組織される「Teamいわむらジュニア」の育成も順調に推移しており、昨年度は2名の出身者が女子プロテスト最終予選に出場され、清本美波さんが4日間トータル17アンダーと素晴らしい成績で見事トップ通過で合格を勝ち取られました。他にも日本女子アマチュアゴルフ選手権に参加、全国ジュニアや全国小学生大会に参加するなど多数のジュニアメンバーが活躍されております。本年もゴルフ業界全体との連携を更に強め、より一層ジュニア育成強化に励み、地域のゴルフ場としての社会的責任を果たしてまいります。

本年は昨年以上に「日々進化し、来場するたびに変化してわくわくするコース創り、楽しく快適な倶楽部ライフ、中部地区で最も競技に強い倶楽部」をポリシーとして、従業員一同心を一にして頑張って参る所存でございます。会員の皆様には本年も相変わりませずご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。