メンバーズお知らせ

新年の御挨拶

By 2021年1月2日 No Comments

新年の御挨拶
令和三年元旦
いわむらカントリークラブ
理事長
岩村観光開発株式会社
代表取締役 加藤 浩次

新年明けましておめでとうございます。会員の皆様には佳き新年をお迎えのことと心よりお慶び申し上げます。また、旧年中は皆様に格別のご高配とご愛顧を賜りましたことを心より厚く御礼申し上げます。

さて、令和2年はコロナ禍に始まり未曽有の罹災第三波の中、年末を迎えました。弊社も厳しい経営環境におかれましたが、幸いゴルフ場は三密ではないため自粛要請も無く、お客様に安心してご利用頂けるようコロナ対策を徹底してまいりました。館内、全カートを毎日消毒し、あらゆる箇所に消毒液を配置し、レストランは十分な座席間隔を保ち、コンペルームを個室として利用し、ハウス北側の屋外にテーブルを設置して御嶽山、恵那山、阿木川湖の絶景を眺みながら安心して食事を楽しめるように致しました。本年はバーベキューコーナー、カフェとして屋根付きテラスを新設する予定です。このような努力と皆様のご協力の結果、当クラブでは感染事故は全く皆無で無事に済んでおります。その努力もあり、他クラブが非常に厳しい状況下でも、当クラブの来場者数は前年を上回ることができました。しかし、客単価の減少により売上は前年を下回る結果となりました。しかし、コロナ対策を更に徹底するために、日本初のサーモグラフと生体認証、QRコード認証機能付き、非接触パネル搭載の完全非接触全自動受付機能付き自動精算機を年明け早々に特注にて導入し、会員の皆様がより安全かつスムーズに受付、清算が可能になるように致しました。

コースメンテナンスにつきましては、20代の有望な正社員が3人も加わり大幅に若返りました。更にコース委員会を組織し、常にベストコースコンディションを目指して日々協議しております。
この2年間、全国でも稀な最先端の管理手法と専用重機の導入により、年間を通して何度もティーグラウンド、フェアウェイ、グリーン全て更新作業(穴開けなど)を繰り返し行うことで、徐々に異常気象にも耐え得る良好な状態に仕上がりつつあります。また、現在の6,375Yから6,800Yにコース延長するためにフルバックティーの増設を行っております。既に5番、13番、15番、17番、18番は完成し、引き続き2番、6番、7番、そして12番を520Yのパー5とし、14番パー5を長く高難度のパー4に変更します。更に、マスター室前も全ての木の伐採、大規模造成により新パター練習場、打球練習場、広場を新設して練習施設を充実し、明るく広々、快適な環境に大幅改良する予定です。来年夏の猛暑対策として、各ティーグラウンドに日除け用の植林、ミストシャワーの設置なども行う予定です。毎年秋から寒冷地用芝のライグラスの種の全面オーバーシードにより、真冬でも緑の芝でプレーを楽しんで頂けるようにしており、これは全国的にも稀です。また、5番、15番の茶店を取り壊し、トイレと自動販売機を備えた休憩所を新設致しました。コース管理用の重機も最新鋭機器への更新が大幅に進みました。上記努力と設備投資の結果、昨年のGDOの「景色が美しいゴルフ場」ランキングでは全国21位、岐阜県で2位の評価でしたが、今年は岐阜県トップを狙って努力してまいります。

クラブハウスにつきましては、レストラン、コンペルームのカーペットを交換、館内男女トイレの改装、外装全体の洗浄、駐車場の花壇を取り壊し10台分のスペースを増加致しました。また、主要幹線道路3ヶ所に大型誘導看板を新設致しました。

食事につきましては、GDOの「食事が美味しいゴルフ場」ランキングで中部地区で2位の評価でしたが、今年は中部地区トップを狙い日々皆様を飽きさせない新メニューの開発努力を続けております。

クラブ競技につきましては、競技委員会、ハンディキャップ委員会を組織し、クラブハンディキャップの再査定を行い、競技参加者の公平性を高め倶楽部競技の活性化を図っております。また、レディスクラブ選手権の初開催、女子倶楽部対抗戦初出場など、女性の倶楽部競技を益々活性化してまいります。更に、本年はグランドシニア競技、平日月例会も開催し、倶楽部競技をより楽しく、身近にしていきます。

対外競技につきましては、コロナにより全試合中止となりましたが、恵那市内の前年岐阜県優勝クラブを含む強豪5クラブが協力して恵那市対抗戦を開催致しました。8月はいわむらCCで、9月は恵那峡CCで2回行われましたが、選手達の頑張りで当クラブが2回とも圧倒的スコアで優勝致しました。本年は岐阜県倶楽部対抗と中部インタークラブ競技で優勝争いを目指しております。

約40人の正会員で組織される「Teamいわむらジュニア」の育成と、毎月開催される全国最大規模の「いわむらカントリージュニアワールドサーキット」につきましては、ゴルフ業界全体との連携を更に強め、より一層ジュニア育成強化に励み、地域のゴルフ場としての社会的責任を果たしてまいります。

本年は昨年以上に「日々進化し、来場するたびに変化してわくわくするコース創り、楽しく快適な倶楽部ライフ、中部地区で最も競技に強い倶楽部」をポリシーとして、従業員一同心を一にして頑張って参る所存でございます。会員の皆様には本年も相変わりませずご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。